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写真=tvN

信じて観る俳優チソンが、『悪魔判事』に完璧に変身した。

3日に、tvN土日ドラマ『悪魔判事』がベールを脱ぎ、土曜日の夜を揺るがした。そして話題の中心には新しい顔を見せた俳優チソンが堂々と立っていた。

放送開始前からチソンの復帰作として期待が高かった『悪魔判事』は、仮想のディストピアの大韓民国を背景に、全国民が参加するライブ法廷ショーを通して、正義についてのメッセージを伝えるドラマだ。チソンは難しい時代に登場したスター判事カン・ヨハ役を演じ、改めてチソンの演技力を見せつけた。

『悪魔判事』1話で見せたチソンの活躍は驚きそのものだった。罪人に容赦ないと有名な司法裁判部を引っ張る裁判長カン・ヨハン(チソン)は、カリスマを見せながらも、張り詰めた緊張感を創り出し、多くの人々を惹きつける面白さを見せたからだ。

司法裁判部を戦争場と比喩したカン・ヨハンの言葉のように、初めて施行された司法裁判は熾烈だった。証拠を収集して有罪を立証しようとする者と、これに反対する者達の火花散る論争が起こった。その中で、ヨハンの活躍はお茶の間を熱くした。

証人の言葉を鋭くキャッチするヨハンは被告人の罪を立証し、興味を惹きつけながら、多くの命を奪った被告人に禁固235年刑を宣告するなど、悪を裁くヨハンの冷酷な方式は新しいダークヒーローの誕生を知らせるのに十分だった。

しかし、放送の最後、ヨハンの意味深な笑みは雰囲気を一気に変えた。誰よりも沈痛な表情で被害者の遺族を慰めるように見えたが、実は誰にも分からないようにあくびをしていた。これを目撃したキム・ガオン(ジニョン)へ妙な笑顔を見せた姿は、緊張感を高め最後まで気が抜けない状況だった。

このようにチソンは、無限なスペクトルでカン・ヨハンという人物の多様な温度差を上品に描いただけでなく、爆発的な演技力が基となった強烈な変身で視聴者たちにまた違った楽しさまでも与えた。その結果、1話のみにして期待を、「流石チソンはチソンだ」という称賛へと変えた。彼が引っ張っていく今後の展開にも注目が高まっている。

ハン・へソン記者

(c)STARNEWS

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