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/写真=『悪魔判事』 放送キャプチャー

『悪魔判事』が法廷ドラマの新しい指標を示し、2か月間の長い放送を終了した。

23日、視聴率調査会社であるニクソンコリアによれば、22日tvN土日ドラマ『悪魔判事』16話は首都圏一世帯基準の平均7.7%、最高10.1%の視聴率を記録した。
首都圏と全国を合わせた自己最高視聴率を更新し、全チャンネル合計で同時間帯の視聴率1位となった。

tvNのターゲットである男女2049視聴率も首都圏基準平均4.0%、最高5.4%を、全国基準平均4.0%、最高5.2%を記録し、首都圏と全国すべての自己最高視聴率を更新した。
これは、全チャンネル合計で同時間帯視聴率1位に該当する数値である。

この日、最終回では人体実験を行った事業の実態が明らかになり、ついに財団関係者を審判したカン・ヨハン(チソン)とキム・ガオン(ジニョン)の痛快で胸が熱くなる活劇が繰り広げられた。

『悪魔判事』は、ある財団が国家を掌握した架空のディストピア大韓民国という世界観の元での、積もり積もった長年の悪習と判事たちとの熾烈な戦いが描かれた。特に、罪を犯した者は誰でも法廷に立ち禁固235年刑、むち刑など、他の追随を許さない画期的な刑罰を下し、痛快さを与えた。ジャンル的な快感はもちろん、既存の法廷ドラマとは違った新鮮さが見られた。

何よりも、多数の意見により厳罰に処するサイダー裁判を見せながらも、諸刃の剣のように社会に危険な変化を引き起こしていく姿を描いた点が視聴者の関心をひきつけた。
視聴者にカン・ヨハンのやり方が正しい正義なのか、ディストピアではどんなやり方が最善の策なのかなどを考えさせ、さらなる意味を持たせた。
このように、『悪魔判事』は、果たして正しい正義とは何なのか、ということに対する疑問を残して最終話の放送を終えた。

ユン・ソンヨル記者

(c)STARNEWS

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