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[SE★インタビュー] ‘明堂’ チソンは成長中“誠実な俳優→楽しむ俳優に”
2018-10-10

[ソウル経済 チョン・ダフン記者 2018.10.9]

ベテラン俳優チソンは検挙を越え演技に対する畏敬の念を抱いていた。‘ゴッド・チソン’という修飾語が決しておおげさではないのは彼のそんな態度に起因している。


チソンは映画‘明堂’について, “同僚俳優の姿が感動的だった”と言って目を輝かせた。“ペク・ユンシク先生やチョ・スンウさんが演技するのを見て吸い込まれそうになった。‘あのシーンはあんなふうに演技したんだな’と思うと感動そのものだった” あたかも新人俳優が初めて映画の現場を経験した後の, トキメキと胸躍る心境を語ってるようだ。

ドラマ‘キルミー・ヒールミー(2015)‘被告人(2017)2015 MBC 演技大賞, 2017 SBS 演技大賞の二回に渡り大賞を受賞したチソンはインタビューの最初から最後まで腰が低かった。形式的な謙遜ではない。彼には共演する俳優すべてが驚きに満ちた学びの ‘場’だった。驚きは‘感動’へとつながった。

“僕の演技はまだまだです。共演する俳優を見ながら学んでいます。以前コ・ドゥシム先生と作品を一緒にしながら驚きました。僕の母役がコ・ドゥシム先生というので, ‘先生に聞いてみなきゃ’と思ったのに, 聞いてみなくても感じました。つねにそこに座って縫い物のして ‘母 の姿そのままで座っていたから。それてから自分のシーンになるとセリフだけ乗せていらっしゃいました。母の姿そのままで。今も思い出すだけで感動です”

“今回の‘明堂
’でもチョ・スンウさんが普通に喋っていたかと思うと, すぐにパク・ジェサンになって話しだすのでその呼吸感に鳥肌が立ちました。(作品のなかで)いつでも話し合えたし, それに合わせて視線を送ってまた視線を受けてくれるそんな部分がよかったです。この場を借りてスンウさんに感謝を伝えたいです

運命を変えることができる明堂を取り巻く巨大な物語

チソンは映画‘明堂(監督 パク・ヒゴン)で天下の明堂を手に入れるために野望を露わにする没落した王族興宣に扮した。今回の映画では前作のドラマ‘知ってるワイフ’とは異なる演技を通して異色の演技変身を試みた。チソンは ‘明堂’に参加しただけでも光栄だったと言い映画に参加することになったきっかけと努力の過程をについて話してくれた。

“‘明堂’に参加したのは単純でとにかく映画に出たかったのです。またシナリオが気に入りました。もちろん僕に物足りないことが多いのはわかっていたのでプレッシャーだったけど, このなかの ‘興宣’として恥ずかしくない役割を果たしたかったのです。まだ映画界では新人の僕にはこの上ないくらい貴重な作品です

チソンが演じた‘興宣大院君’はまだ権力を握る前のいわゆる‘主を亡くした飼い犬と呼ばれていた‘興宣君 時代の姿だった。没落する王家の子孫として侮辱されながら壮絶に生きてきた人物です。俳優は ‘没落した王族として生きようと努力した点 ここに傍点を置いて人物の分析をはじめた。特にチソン撮影の間中表情, 発生, 行動など今手でよく知られていた‘興宣大院君’ではない彼ならではのキャラクターを完成させるために努力を重ねていった。

 

“ ‘明堂 のなかの ‘興宣’は権力を握る前の若い頃の姿なので資料も多くない。だから想像するしかなかったのです。あんなに侮辱されながら壮絶に生きた理由は何なのか。最も重要なポイントは没落した王族として生きようと努力した点でした。何らかしの切迫感があったのではないか。 “‘興宣’がどうで, どのように生きてきたのはさておいて‘イ・ハウン’の人間的な面を描きたかったのです。そして国を変えようとするタイミングが来た時は鬱憤と狂気に満ちた姿を見せようとしました

没落した王族‘興宣’の野望が炸裂する場面は映画のクライマックスシーンのなかのひとつだ。 ‘パク・ジェサン’と共に勢道家のチャンドン金氏家門を追い出そうとする過程で二人の王を輩出する天下の明堂の存在を知るに至り徐々によこしまな一念に囚われる‘興宣’。結局“今こそこの場は私が持つべきだ!‘”と咆哮し明堂を納めようとする固い意志を露わにする。’興宣‘の姿は映画のキャラクターが経験する劇的な感情の変化を表出し, 映画が終わった後も観客の脳裏に強烈な印象を刻んだ。

“王家の没落した一員として生きながら ‘興宣
‘生きることに関する価値観が明らかに変わったのではないですか? 環境自体が彼を変えてしまったと思います。それが劣等感につながるのではないか’と想像しました。そして時が来れば国を改革しようとしたが, そこで挫折してしまうのです。結局同じ大意を抱いていたパク・ジェサン (チョ・スンウ)と対立するしかないきっかけを作る役割を果たしたと思いました”

20年目の俳優チソンの努力そして価値



1999年‘カイスト’でデビューしたチソンは ‘オールイン(2003), ‘ニューハート(2007), ‘キルミー・ヒールミー(2015), ‘タンタラ(2016), ‘被告人(2017) などに出演し‘ゴッド・チソン’と呼ばれ演技力を評価された。映画‘レインマン’を観て俳優になる夢を抱いた少年の将来の希望は ‘ハリウッド俳優’だった。それまで‘夢’はなかったという。確固とした ‘夢’はできたが担任の先生は‘君は何がしたいのだ?’ ‘気をしっかり持つべきだ という言葉と共に心配する視線を送った。

そう言われた二もかかわらず放棄しなかったのはその頃僕に力をくれたものがあったからです。実際僕の人生のなかで, 少しおおげさに言えば, 生きることを放棄したかったり諦めてしまいたい時俳優という職業が僕に力を与えてくれました。そして妻のイ・ボヨンの役割が大きかったです

はじめてドラマ‘カイスト’で共演した子役俳優イ・ミヌに影響された。その当時ですらイ・ミヌは演技経歴が20年を超える大先輩だった。イ・ミヌの演技を見ながら, どうすれば台本をまるごと覚えて余裕を持って演じれらるのか不思議だったと言った。

 

 

イ・ミヌの演技を見ながら, どうすれば台本を丸ごと覚えて余裕を持って演じられるのか不思議ったと言った。自らを ‘僕には到底立ち入れない領域’だと思った。その時から恐れが押し寄せてきた。その時から相手化だの俳優の言葉に耳をすまして, どうすめのかを見て, 学ぼうと, 努力したという。

 

“僕は後天的な俳優なので努力するしかないんです。新人の時は台本のなかの感情を丸ごと覚えて演技したこともありました。しかしある瞬間に計算しながら演じてはいけないということを悟り自責の念にも駆られました。その後はひとつひとつ文章を書き綴るように自分の考えを整理しながらひとつずつ刻んで学びました。ある日, これくらい消化することができるようになったと実感しました。未だに足りないことは多いですが, うまくできようができまいがそんな大切な記憶に感謝し美しいと思うようになりました”

チソンは女優イ・ボヨンと 7年の熱愛の末2013年に結婚し娘を得た。チソンにとってイ・ボヨンは ‘価値を支配する人’だった。自ら “これは愛人間を越える話です”と表現した。

“イ・ボヨンは僕を立ててくれて前に進めるようにしてくれるパートナーです。イ・ボヨンのおかげで僕自身を愛することができるようになりました。結婚する前までは自分を愛することができなかったのに妻のおかげでその方法を見つけました。僕に多大な変化を与えてくれた人です”

謙虚さと気配りが自然と備わったチソンは, それが自らを苦しめたと告白した。妻に会った後そんな考えも改まったという。 “家族のことで僕がつらかったころにイ・ボヨンに会ったんです。僕はいつも僕以外が先, 両親が先だったのです。僕は幼い頃から他人に気を配りなさいと教えられそのように生きてきたのですが, ある瞬間その気配りが僕を苦しめていることに気づきました。ボヨンが僕を変えてくれたのです。生きることの中心は何のか, 自分らしく生きることは何なのかを再び考えるようになりました”



チソンの第一声“僕も楽しみながら演技する俳優になれるかな”

共演したチョ・スンウ, ユ・ジェミョン, キム・ソンギュンらが ‘最高に誠実な俳優’だと彼を絶賛した。 “誰かに褒められると居心地が悪い”と語るチソンは“演技大賞’をもらったらうれしいと思ったのに, 演技に対する責任感しか感じられなかった”とプレッシャーを明かした。主にドラマで活躍する彼は映画‘明堂’をやりながら少しは別の方式で演技するべきだと悟りました。最近の彼の第一声は ‘楽しみながら演技する方法’なのだ。

“ そろそろ楽しみながら演技がしたいです。それをまだ経験していません。楽しめる方法を見つけたいです。いつまでも努力と勉強だけでなく学んだことを活用する方法を見つけるべきだと…プレッシャーを下ろして演じること, まだ僕の性格上できていないようです。 ‘僕に足りないことが多いので謙虚さで補おうとしているのか?’と言い聞かせながら変えようと努力しましたがかえってそれがストレスになりました。 (努力する)そのままの姿を見せること, そのなかで楽しむ方法を見つけますよ”

チソンの最終の目標はロングランする立派な俳優ではなく ‘ロングランするいい父’だった。

“俳優と手詩の最終目標はありません。生きることの幸せを家族に合わせたいのです・娘にとってはよき父, 健康な父になりたいです。家族の幸せが最も大きな目標です。歳のこともあるので娘が三十で結婚すると僕は70を越えています。ロングランしたいい父, 立派でなくてもいいのでそんな父になりたいです。今は‘明堂’のポスターを見ては, 妻が‘ なかなかいい’ ’ステキですよ‘ と一言いってくれたら父としても合格なんじゃないですか。俳優として, 今後は映画を通してたくさんお会いしたいです”

 

 

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